◎ 「料理人」として自負と誇り
焼肉のたれ「金龍 中辛」の製造工程が完成を迎えるまでには、品質チェックや生産テストの段階で幾多の試練に直面しました。そのたびに相当量の原料ロスが出ましたが、このプロセスが現在のキンリューフーズの味を形成したといっても過言ではありません。
営業・製造・商品開発が三位一体となり、「おいしさ」を追求すると同時に、消費者やお客様の声を第一に考え、キンリューフーズにしかない味をカタチにしてきた「金龍 中辛」。この中にはコクや旨みはもちろん、「料理人」としての自負と誇りも凝縮されているのです。
◎ 今できるコトすべてをぶつける
「金龍 中辛」の基本コンセプトは「手づくり感」です。これを大切にしてきた反面、さまざまな苦労も少なくありませんでした。特に味の決め手となるのが、にんにくとゴマの加工ですが、「手作りでしかも大量生産」という課題を克服するのには困難を極めました。
「金龍 中辛」では、「すりたて」を急速冷凍したにんにくをブレンドしていますが、土の中で栽培するにんにくには、もともと土壌菌が多いので、加工の際には薄皮まで取り除き、しっかりと水気を飛ばし、菌の増殖を抑えるという工程が必要なのです。
さらには、より風味をいかすために、生(フレッシュ)のにんにくを使用し、洗浄から温度管理までを徹底して、保存料を加えずとも長い間美味しく、安心して食べられる商品が生まれたのです。ゴマに関しても、自社でブレンドした煎りゴマを、仕上がり直前にすりつぶしています。
このように、「安全でおいしい商品を提供したい」そして「笑顔でお食事を楽しんでいただきたい」思いから、キンリューフーズは今できることのすべてを商品づくりにぶつけてきたのです。
◎ 「今までにないおいしさ」をカタチに
キンリューフーズを語るに不可欠な商品「金龍中辛」。このたれはオールミート(牛・豚・鶏・羊・ホルモンなど)にマッチする秘伝の万能ダレで、約半世紀前に登場しました。この中には、キンリューフーズの商品コンセプトともいえる「手作り感」がギッシリつまっています。水を一切使用せず、原料の組み合わせが生み出す「風味」のハーモニーが特長のベストセラー商品です。
現在では、「金龍中辛」をはじめ数多くの商品が生まれていますが、焼肉だけではなく幅広い料理ジャンルで「ベストパートナー」としてお使いいただいております。今後は新しい料理ジャンルにおいても、キンリューフーズの「おいしさ」を楽しんでいただこうと、「今までにないおいしさ」をカタチにするための商品開発も進めています。